アプリ内課金において、成果を出す秘訣はいかに利用ユーザーに「課金をしてでもサービスを利用したい」と感じさせるかが肝である。
『マネーフォワードME』は、現在ユーザー数が750万人(2019年4月時点)。
そのうち有料プランを利用するユーザーが18万人(2019年3月12日時点)。
順調にユーザー数を増やす『マネーフォワードME』が打ち出す、新たなサービスが話題となっている。
本事例から、アプリ内課金におけるマネタイズの方法を探っていこう。
1. 人には言いづらい『家計診断』をアドバイスしてくれる
「知人間の話題において、お金の話はお互いの家計を詮索することになるため、気軽に話しづらい」
おそらく大多数の人が思っていることだろう。
ファイナンシャルプランナーに家計診断を依頼する人や、素性を知られないからこそインターネット上で、不特定多数の人に相談するといった人もいる。
前者は、自分にとって良い担当者がつけばいいが、時間や探すまでの手間がかかり、後者は的確なアドバイスがもらえるか不明だ。
「マネーフォワード ME』を利用することで、銀行や証券会社、クレジットカードなど2,650以上の金融関連サービスと連携して自動で家計簿を作成できる。
現金で支払ったものはレシートを撮影するだけで簡単に記録されていく。
さらにプレミアムサービスを使えば、家計改善に役立つ以下の機能が利用できる。
・金融関連サービス連携数無制限
・理想の家計との比較ができる家計診断
・過去1年以上の家計データの閲覧
etc
これらの機能が支持され、プレミアムサービスを利用した約6割が、1年以上継続して、利用されている。
またアプリなので、誰にも詮索されず、気軽に利用できることも、支持されている要因だろう。
『マネーフォワードME』はプレミアムサービスユーザーの継続利用機関に着目し、よりプレミアムサービスをお得に利用する新サービスを開始した。
プレミアムサービスの月額料金プランに加えて、月額料金の約1ヶ月分がお得になる『年額プラン』である。
「どうせ買うなら得をしたい」
こうしたユーザーの心理をついた戦略は、アプリ内課金を成功させるために重要な秘訣なのだと言えるだろう。
■プレミアムサービス「年額プラン」について
「年額プラン」(※5)は、月額プランより約1ヶ月分お得になります。
iOS版アプリ:年額5,300円 (月額プランより460円お得)
Android版アプリ:年額5,500円(月額プランより500円お得)
<登録方法>
iOS:https://moneyforward.com/download/lp/nengakuplan/ios/lp.html
Android:https://moneyforward.com/download/lp/nengakuplan/android/lp.html
※5
・年額プランはApp Store(Apple ID)とPlayストア(Google ID)の決済でのみ登録できます。現在「クレジットカード決済」「@nifty決済」でご登録している場合は年額プランへの切り替えはできません。
・プレミアムサービスに初めて登録された場合は、1ヶ月無料期間が追加されます。無料期間が終了後に、年額プランの課金が発生し、課金から1年間適用されます。なお、無料期間はApple IDまたはGoogle IDごとに初回のみ適用となります。過去に同じApple IDまたはGoogle IDで無料期間が適用されていると、再度無料期間は適用されません。
■株式会社マネーフォワードについて
名称 :株式会社マネーフォワード
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介
設立:2012年5月
事業内容:PFMサービスおよびSaaSの開発
URL :https://corp.moneyforward.com/
主要サービス:
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
ビジネス向けクラウドサービス『マネーフォワード クラウドシリーズ』 https://biz.moneyforward.com/