バズビデオで収益化は狙える?基本から稼ぎ方を紹介

YouTubeのような動画配信サービスであるバズビデオ
名前は知っていても収益化できることやその方法を知らない方もいることだろう。

今回の記事では、バズビデオとは何か、どのようにすれば収益化が狙えるのかを解説する。配信者になってみたい!という方はぜひ参考にしていただきたい。

携帯を操作する女性

1. バズビデオとは何?

バズビデオとは、流行った動画やSNSなどで話題の動画をまとめて見られる動画配信サービスだ。
ユーザーは動画を検索する必要がなく、好みのカテゴリーを選んだり、配信者をフォローしたりすることで、AIがユーザーひとりひとりの好みに合った動画を提示してくれる仕組みになっている。

YouTubeやTwitter、Facebookなどと同期できる仕様になっているため、制作してある動画があればすぐに投稿できるのも人気の理由だ。
ジャンル別で動画が区別されていることや話題の情報をすぐに得られるといった特徴があり、若者を中心に注目が集まっているのも特徴的である。

アップした動画の本数や視聴された回数次第で配信者は利益を得られる。
2019年現在では、1再生あたり0.1円あたりが相場となっている。

広告を挟まないことから、YouTubeよりも再生回数は稼ぎやすい傾向にある。配信者が増えると競争率が上がってそれだけ稼ぎにくくなってくるため、早めのスタートが大切だ。

2. バズビデオで稼ぐ方法

ここからは、バズビデオで収益化を狙う方法について解説する。
基礎から説明するので、配信者を目指す方はぜひ一読して実践していただきたい。

2-1. まずはジャンルを決める

動画配信初心者は、どのような動画をアップすれば視聴回数がのびるのかは分からないだろう。
バズビデオでは動画がジャンル別で区別されていることを念頭に置いて、まずは自分が配信する動画のジャンルを決めるとよい。

苦手なジャンルを攻めても配信活動が続かない、面白くない動画に仕上がってしまう可能性があるためだ。
まずは自分が好きなジャンルで動画配信を始めるとよいだろう。知識があれば情報収集する手間も省け、ネタ切れも防げる。

2-2. 自分のアカウントの再生単価を知る

バズビデオではアカウントによって再生単価が異なる仕様になっている。
初めは有名・無名に関わらず0.035円からスタートする。
複数アカウントを作れるため、0.035円を下回る単価になっている場合はアカウントを消して作り直すとよいだろう。

クリック単価の上げ方のコツは、できる限り専門性の高いアカウントを作ることにある。
専門性が高いチャンネルは、その話題に興味がある人が続けて視聴してくれる可能性が高いためである。

2-3. タイトル・サムネイルを工夫する

配信者は動画の内容について意識しがちだが、視聴者はタイトルやサムネイルを見てから動画を視聴するかどうか決める傾向にある。
面白い動画を作っても見てもらえなければ意味がないため、視聴者に「○○って知ってる?」などの質問を投げかけるようなタイトルだと興味を惹きやすいだろう。

3. バズビデオで収益につなげるには条件がある

バズビデオは配信者が動画を収益化するために、クリアしていなければいけない条件を設けた。
その条件とは、「フォロワーが100人いる」もしくは「閲覧数20,000件」となっている。

閲覧数とは、おそらく動画がクリックされた回数のことを指すと考えられている。
閲覧数のほうがバズビデオに上げる動画の特性上、条件を満たしやすいだろう。
「バズった動画を転載する」ユーザーが多いためだ。

しかし、それが難しいようであればフォロワーを増やさなくてはならない。
フォロワーを増やす一番の近道は「相互フォロー」だろう。

バズビデオ内の検索ボックスで「相互」と入力すると、相互フォローを希望しているチャンネルが多く出てくる。
それらのフォローをしておけば、相互フォローの形でフォロワーがどんどん増えていくはずだ。

しかし、これもバズビデオの規約変更次第では禁止される可能性がある。配信者はバズビデオの規約変更について常に敏感にアンテナを張っておく必要があるのだ。

4. バズビデオの規約を守ることが大切

アダルト系・暴力・グロ系の動画配信に対して、バズビデオはかなり厳格に対応する。
規約違反とされてしまうと視聴者も離れていってしまうため注意が必要だ。

それだけではなく、アカウント停止措置を取られたり、最悪の場合アカウントを作成すること自体禁止されたりしてしまうこともある。

また、著作権を侵害しないことも大切だ。Twitterなどは拡散を目的として動画を投稿している人が多いため、さほど問題にはならない。

しかし、YouTubeなどから動画を転載すると、著作権を持つ投稿者や企業から訴えられて裁判沙汰になることも考えられる。テレビの映像を抽出することももちろん著作権侵害となるので気を付けよう。

5. バズビデオで収益化が難しい理由

重なった小銭

YouTubeは投稿後、次第に視聴回数がのびていく傾向にある。
しかしバズビデオは一度盛り上がってその後は視聴回数が減る傾向にある。

再生回数が時間をかけて上昇していくことは少ない。
動画の本数をとにかく増やしていくことが収益化につながるコツと言えるだろう。

しかし、一度再生されたらもう二度と再生されないわけではない。
きちんと動画は自分の資産として残り、動画が再生される限りは収益を生み出してくれる。

YouTuberのように動画を投稿する前に面倒な手続きを踏む必要がなく、手軽に始められるのも魅力的だ。
しかし、この手軽さからライバルが続々と増えてくることが予測できる。

同じ内容の動画を転載しているだけでは収益化は難しいだろう。できるだけオリジナルものの本数を増やして投稿していくことが大切だ。

6. なぜバズビデオで収益化が難しくなってしまったのか?

バズビデオの本社は中国の北京にある。
そもそも中国当局はショートムービーの拡散にかなり警戒心を抱いており、中国当局にとって都合の悪い動画は即刻削除できるようにしておきたいと考えている。

バズビデオの内容次第では、「バズる」こと自体が中国当局にとって都合が悪くなってしまうのだ。
そのため、収益化につなげる方法に条件を設けるなどして収益化を難しくしている。

収益化する投稿者を審査するという情報を耳にするようになってきたのがその証拠と言えるだろう。

さらに、中国では若者のアプリの使用時間に制限を設けています。
日本では今のところバズビデオの使用時間に制限は設けられてはいないが、アプリの規約変更次第では全ユーザーが使用時間を制限される可能性も捨てきれない。

これは動画の転載を減らしてオリジナルのコンテンツを配信するという狙いもあるだろうが、おそらくは中国当局の検閲が追いつくようにするためだと考えられる。

7. バズビデオでの収益を狙って投稿するのはアリ

バズビデオでの投稿に興味があるなら、まずはやってみるとよいだろう。
バズビデオは完全オリジナルの動画でなくても投稿できると公式が認めているため、誰でも手軽に始められる。

しかし、バズビデオに投稿されている動画を保存して自分のチャンネルでアップロードすることは禁止されているため注意したい。
また、規約変更などには特に注意を払っておこう。中国ではTikTokなどのショートムービーアプリの使用時間を制限する動きも出てきているため、これが全ユーザーに広がる可能性もあるからだ。

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