コミュニティマーケティングには、新規顧客の獲得を得られる効果が期待できる。
なぜなら、企業がイベントを開催することで、参加した利用者が顧客満足度の高い口コミ体験をSNSやブログを通じて、新規顧客に届けてくれるからだ。
また、顧客が企業に与える利益LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)は、イベントに参加している人ほど高い数値を出していると言われている。
LTVを高めるコミュニティマーケティングにはどんな効果があるのだろうか。
コミュニティマーケティングを実践している「つなげーと」を事例に、考えてみよう。
1. 企業による一方的な情報発信は、顧客満足度につながらない
情報社会が加速すると、顧客はありふれた情報から価値のある情報を探しにくくなりがちだ。
コミュニティマーケティングは、顧客へ本当に価値ある情報を届ける働きかけをする。
企業による一方的な情報発信は、顧客にとって本当に価値ある情報であるとは限らない。
顧客自身に商品やサービスの「ファン」になってもらい、SNSやブログを通して形成されたコミュニティであれば、趣味嗜好が似た人達で構成される。
趣味嗜好が一致したプラットフォームで供給された情報なら、参加した新規顧客も似た趣味嗜好を持っているため、価値ある情報が受け取れるのだ。
「つなげーと」は国内最大級の趣味・スポーツ等のサークル活動の場を提供するコミュニティプラットフォームを展開している。
例えばサッカーサークルであれば「サッカー好きな人」しか集まらないプラットフォームができあがり、そこで得られる情報はサッカー好きなら参考になる情報が得られる。
情報発信者も、イベントに参加した「サッカー好き」の参加者が体験した口コミ体験であるため、信頼できる価値ある情報だと思えるのだ。
「つなげーと」はコミュニティマーケティングを徹底することで、利用者が必ず満足する情報しか回さない仕組みを作っている。
「コミュニティーマーケティング」を軸に展開する企業は、実はまだ日本では珍しい。
海外では独自のコミュニティプラットフォームを確立させた有名企業はFacebookなどがあげられる。
「つなげーと」が今後、独自のプラットフォームをさらに大きく確立することができれば、Facebookのように誰でも知っている有名企業に成長するのではないだろうか。
それだけコミュニティマーケティングには、顧客満足度を高めて信頼ある企業へと成長できる可能性が詰まっているのだ。
つなげーと:https://tunagate.com/