インフルエンサーを巻き込んだマーケティングにはどのような効果があるだろうか。
SNSにおいて特定のコミュニティに影響力を持ったユーザーを「インフルエンサー」と呼び、商品やサービスを企業に代わってPR活動することが“インフルエンサーマーケティング”である。
インフルエンサーマーケティングで得られる3つのメリットについて紹介する。
1. 顧客との距離感が近い
企業から一般ユーザーに向けて情報発信をすると、両者の距離が大きいことから、情報が届きにくい。
一方で、インフルエンサーがフォロワーに向けて情報発信した内容は、好意的に受け取られやすい。
なぜならフォロワーとインフルエンサーの間には信頼関係が構築されているため「この人がおすすめしてくれるなら、見てみよう」といった心理が生まれるのだ。
そのため情報発信がより魅力的に伝わりやすくなる。
2. 広告より親近感を持たれやすい
広告を嫌っているユーザーはとても多い。
大きな理由として、企業が広告をいかにユーザーに見てもらうかを追求したため、訴求する広告表示が増えたからである。
そのため意図的に広告をブロックしたり、広告を非表示するアプリを利用するユーザーも増えてきており、企業からユーザーに向けて情報が届きにくくなってきている。
一方で趣味嗜好が似ている、もしくは好きなインフルエンサーからの情報なら信頼するユーザーは増えてきているのだ。
3. 高い費用対効果が得られやすい
インフルエンサーマーケティングは、先進的なマーケティング手法であり、価格体系はアメリカと同様に流動的だと言われている。
つまり、誰もが知っているようなインフルエンサーに依頼すると費用も高くなりやすいが、活用によっては高い費用対効果が見込めるだろう。