line@は稼げる?収益化の仕組みを基礎から解説

若者を中心として、中高年世代以上の方もよく使っているチャットアプリ「LINE」
企業は主に「LINE@」という公式アカウントを作成して、お得なクーポンやキャンペーンなどのイベント周知などに使っていた。

しかし、このLINE@はLINE公式アカウントと統合され、個人でも開設できるようになったのだ。
この記事では、LINE公式アカウントを使ってどのように収益化するのかについて解説する。

スマートフォンユーザーの8割がLINEを使用している流れを逃さずにうまく収益化していただきたい。

トーク画面

1. LINE公式アカウントとLINE@は違うもの?

かつて、LINEにはLINE公式アカウントとLINE@という2つのサービスが展開されていた。
まずは、この2つは違うものなのか、同じものなのかについて解説する。

1-1. LINE公式アカウントとLINE@は統合された

LINE公式アカウントとLINE@は2019年の春から統合され、現在ではLINE公式アカウントと呼ばれています。
いまやLINE公式アカウントは大企業や有名人、インフルエンサーだけが使うものではなく、個人のアフィリエイターや個人事業主なども使うようになったのだ。

現在はどちらもLINE公式アカウントと呼ばれ、サービスも統合されていることに注意したい。

1-2. LINE公式アカウントには3つのプランがある

  • フリープラン
  • ・ライトプラン
  • ・スタンダードプラン

3つプランがあるものの、すべてのプランにおいて初期費用は0円となっている。
さらにフリープランは月額料金も無料なので、アフィリエイト活動をしている方や個人事業主として活動している方も参入しやすいという利点がある。

しかし、一斉送信できるメッセージの数には上限があり、1,000通までと定められている点に注意しておきたい。
メッセージの数が追加できない点は、友達登録したユーザーの数次第では不利に働く可能性があるのだ。

ちなみにメッセージの送信数は3つの吹き出しまでを1回分と数え、「送信回数×送信相手の数」を通数として計上することになっている。

ライトプランは月額料金が5,000円となっている。一斉送信できるメッセージの数は15,000通まで増やすことができ、メッセージを追加で送信したい場合は1通あたり5円で対応可能だ。

スタンダードプランは月額料金が15,000円と値は張るものの、一斉送信できるメッセージの数は45,000通まで拡大できる。さらに、メッセージ追加機能は1通あたり3円以下となっているため、友達の数によってプランを変更するなどの対応をとる必要があるのだ。

2. LINE公式アカウントとメルマガ配信を徹底比較

LINE公式アカウントとメルマガ配信にはどのような違いがあるのだろうか。
メッセージを一斉送信できる点は同じだが、メルマガ配信にはないLINE公式アカウントの魅力がある。その魅力について解説していく。

2-1. メルマガ配信よりもメッセージが開封されやすい

メッセージを配信しても、開封されなければどのような内容のイベント開催や商品PRなどをしても消費者には伝わらない。
LINE公式アカウントで送ったメッセージは、メルマガに比べて比較的開封されやすい傾向にあり、企画したイベントなどを読んでもらえる可能性が高まるのだ。

未読・未開封のままだと赤い印がアイコンに表示されるような仕様になっているため、その印を消すためにアプリを起動してメッセージを開封してくれるユーザーが多い。
そして内容に興味を持てばメッセージを最後まで読んでくれるだろう。

2-2. 友達とチャットで会話ができる

LINE公式アカウントはビジネスを目的として作られたアプリケーションだ。
しかし、メッセージを配信するだけではなく、友だち登録をしているユーザーと1対1でトークできる点でメルマガとは大きく異なる。

迷惑行為を行う友達をブロックする機能もついている。

友達と1対1でトークを行う場合、ついつい親近感がわいて接客態度を軽視しがちだが、LINEだからといって手を抜いた接客をすると、どんどん客足は遠のいてしまうだろう。
返信も早めにするほうがユーザーにとっては好印象だ。

2-3. ユーザー数が多いため友達を集めやすい

LINE公式アカウントはメッセージを一斉配信できる機能がある。
これは多くのユーザーに配信することでよりPRした商品へのクリック率や、イベント開催などの認知度が高まる。さらに、メルマガ配信は面倒というユーザーでも、「LINEは手軽」というイメージから、親近感をもって友達登録してくれることにも期待できる。

2-4. タイムラインを使う

タイムラインは、PRしたい商品や宣伝したいイベントなどを掲載できる仕組みのことを指す。
これもメルマガ配信にはないサービスである。

LINEユーザーなら誰でも見られるようになっているため、少しでも注意を惹くような魅力的な画像や宣伝文を作るなどの工夫が必要だ。

閲覧者が「いいね」などリアクションを送れるようになっており、登録してくれた友達からの反応をうかがうこともできる。

3. アカウント制作・配信の前に設定すべき最も大切なこと

アカウントをただ作成してメッセージを配信しても、顧客が購買行動を起こすことにはつながらない。
例えば実店舗がある場合は、メッセージを配信する前にアカウント開設の広告を貼っておく、店内放送を行う、スタッフの口から紹介してもらうなどの対応が大切だ。

また、新規友達登録キャンペーンを開催するなどの工夫も必要だろう。
友達登録するメリットをユーザーに伝えなければいけないのだ。

4. LINE公式アカウントで期待できること

LINE公式アカウントには、あなたのアカウントにどのような人が友達登録しているかが分かる仕組みがついている。
顧客層に合わせた配信をすることで開封率に期待ができ、あなたの特技(プログラミングなど)を活かして講座を開くなどのイベントを開くと、ユーザーのニーズを満たしやすい。

友達登録している顧客層を把握することで、ニーズを満たした配信ができるようになり、固定ファンを得られるようになるのだ。

スマートフォンユーザーの8割がLINEのアカウントを作成している。
使用者が多いと収益が上がることも期待できる。LINE公式アカウントをビジネスとして使用している人は、以下のように語っている。

  • 店舗の来客数に応じてお得なキャンペーンを開催したところ、クーポンを使用する人が多かった。
  • クーポンの種類を固定化しないことで、どのキャンペーンが人気かどうか分かる。

5. LINE@で効率的に収益を得る方法

スマホ決済画面

LINE公式アカウントで効率的に収益を得る方法について解説する。どのような対応をとればよいのかわからないという方は参考にしていただきたい。

5-1. リアルタイムな情報発信

もう知っているような情報ではなく、その時に合わせたリアルタイムの情報発信をする。クーポン配布なら配布期間開始が迫っているなど、友達に忘れられない工夫をすることが大切。しかし、頻繁にメッセージが来ると通知をうっとうしく感じるユーザーもいるだろう。週に1度程度の頻度でメッセージを配信するとよい。

5-2. 顧客層に合わせた文面を意識する

20代の顧客層が多いなら、硬くなり過ぎない文体が好まれる傾向にある。
しかし、40代の友達が多いようなら丁寧な文体にするとよい。顧客層に合わせた商品のPR方法を考えよう。

6. LINE公式アカウントの特徴をよく理解して顧客獲得・収益化につなげよう

LINE公式アカウントにはさまざまな機能がある。
それらを駆使して友達を増やし、商品をPRしたりイベントを宣伝したりすることでクリック数の向上、チケットや商品の購入につながるよう工夫することが大切だ。

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