マクドナルドでフランチャイズオーナーに!成功するための8つのこと

ハンバーガーの代名詞とも言える「マクドナルド」は、フランチャイズ展開を初めて40年以上の歴史がある。

長く愛される店舗を経営できるのには、一人ひとりに叩き込まれる経営学とマネジメント、そして地域との繋がりにある。

今回マクドナルドのフランチャイズで成功するために知っておくこと

フランチャイズのマクドナルドについて
・マクドナルドが求めるフランチャイズ像
・マクドナルドでフランチャイズ展開した時の収益は?
・フランチャイズの契約について
・開店までのプロセス
・フランチャイズオーナーになるメリット
・フランチャイズオーナーの2つのデメリット
・マクドナルドのフランチャイズで成功するために

この8つのポイントに焦点を当てていく。

1. フランチャイズのマクドナルドについて

出典:http://www.mcdonalds.co.jp/company/fc/

マクドナルドはフランチャイズ企業として有名であり、アメリカに本社を置いている。その事業は、世界規模で展開されており、誰もが知るハンバーガーチェーンとして、その地位を確立している。

日本におけるマクドナルドの経営は、日本マクドナルド株式会社が担っており、フランチャイズは1976年に沖縄県でスタートしたのをきっかけに、日本の店舗数は約2,900店舗(2018年調べ)と言われる。

現在、経営状況は2015年の過去最大の赤字から、徐々に回復傾向にある。今後の戦略が楽しみなところだ。

2. マクドナルドが求めるフランチャイズ

マクドナルドで独立・開業したい場合は4つのフランチャイズオーナー像が求められる。

  • ビジネスを成功させる強い意志
  • 人の成長が会社の成功(人材育成)
  • 最大限の努力を続ける
  • 長期にわたるトレーニングプログラムに参加する

フランチャイズと聞くと、本部の理念をもとにノウハウを叩き込まれ、そのブランドを守っていくというイメージがあるが、マクドナルドの場合は少し違う。

フランチャイズオーナーを目指す人には、経営者として必ず成功するという熱意を持ってほしいという。実店舗においてオーナー自らの手腕によって、成果に大きな違いが出てくることを知っているからだ。

ただ言われた通りに、店舗を運営するのではなく、すべての顧客に満足してもらえるよう、世界トップレベルの経営のノウハウを学ぶ意欲ある人を求めている。

3. マクドナルドでフランチャイズ展開した時の収益は?

マクドナルドにも様々な店舗の形がある。ドライブスルーがある店舗、子供が遊べるプレイランドがある店舗、職業体験マックアドベンチャーがある店舗など、多種多様である。

平均1.96億円ほどの収益があると言われているのはドライブスルーのある店舗。実際の収入は、そこから経費やロイヤリティ、広告費などの引かれるものが引かれたものとなる。

これを1日あたりに換算すると約53万円ほどになる。月にすれば1650万円ほどになる。コンビニほどではないが、24時間営業の店舗も多いため人件費が高くかかる。また、材料費もうまく調整しなければならない。

マクドナルドのフランチャイズ契約期間は10年だが、その期間中に初期投資以上の収益を生み出せるかがポイントとなる。

4. フランチャイズの契約について

マクドナルドのフランチャイズは、店舗資産等を購入することになる。最初に投資して独立・開業するため、成功するという強い想いが必要になる。その上でフランチャイズオーナーとして新規フランチャイジーとなる場合、下記のどちらかを選択する。

  • 自ら新規店舗を開店する
  • 既存の店舗を取得・購入する

店舗の価格は、その場所や収益などから算出されるため、金額が異なる。この店舗購入は初期費用とは異なるので、説明会などで詳しく聞く必要がある。

フランチャイズ契約内容

どちらにしても初期投資が必要となるため、始めづらいと思う人が多いだろう。しかし、マクドナルドでは融資制度があり、優遇された金利での融資が受けられる。自分に都合の良い金融機関ではなく、マクドナルドと良好な関係を持つ金融機関だ。そうするとハードルは少し下がるだろう。

5. 開店までのプロセス

では、実際にフランチャイズオーナーになるまでのプロセスを紹介する。

5-1. フランチャイズ説明会への参加

フランチャイズに興味のある人向けに、無料で開催される。説明会は、定期的に全国で行われている。ここでは、フランチャイズの概要だけでなくフランチャイズオーナーとなった人たちの話を聞くことができる。

経験者の意見を聞けるのは、貴重な機会だ。

5-2. 店舗研修とインタビュー

次は、実店舗での研修を3日間行う。ここでは、ハンバーガーの製造から販売までクルーとしての体験がメインとなる。

この体験を踏まえて、最寄りのフランチャイズオーナーと面談をする。経営こと、ビジネスモデルなど、実体験を交えた話を聞くことができる。

ここまでの体験と話を元に、フランチャイズオーナーになるかを決断する。気持ちが固まれば、正式に日本マクドナルドの役員とのインタビューとなり、本格的な開店プロセスが始まる。

5-3. 店舗研修とプラグラム

通常なら、ここまでの流れで契約となるが、マクドナルドではここがスタート地点だ。先にも述べたように、トレーニングプログラムは長期となる。その期間は1年前後とされている。

その長い期間で、教えられることはハンバーガーの製造、販売以外にもある。

  • 売上・利益管理
  • 人材教育・労務管理
  • 発注在庫管理

これら経営に関するノウハウと、店舗におけるマーケティング戦略を学ぶ。全ては経営者としての成功するために必要なことだ。

学ぶ場所は、実店舗とハンバーガー大学となる。

5-3-1. ハンバーガー大学について

ハンバーガー大学とは、マクドナルドの社員らが学ぶ社内教育施設だ。ここでのプログラムは、世界共通の教材が使われ、成長のレベルに合わせてカリキュラムが用意されている。

フランチャイズオーナーに用意されているプログラムはこちらだ。

  • シフトマネジメントプログラムMDP1・・・店舗研修と3日間のクラス研修を2回
  • シフトマネジメントプログラムMDP2・・・店舗研修と5日間のクラス研修
  • レストランマネジメントプログラムMDP3・・・店舗研修と5日間のクラス研修

5-4. フランチャイズ契約

研修プログラムが終わると、いよいよ契約だ。
開業の時期、開業場所などあらかじめ考えられた条件に合意すれば、フランチャイズ契約を締結する。

この一連の流れをみると、世界レベルの運営・経営を学べるチャンスがある。しかし、契約までの期間が長いので、モチベーションの維持も必要となる。
だからこそ、「必ず成功する」という熱意があることを求められるのだ。

6. フランチャイズオーナーになるメリット

フランチャイズオーナーになる1番のメリットは「経営理念を学べる」ことである。開業までのプロセスでも伝えた通り、

  • 店舗研修やハンバーガー大学での研修などのサポートが強い
  • ファーストフードとしての知名度が高く、ブランド力がある
  • 金銭面のサポートとして、開業資金のために、優遇貸出金利の融資制度がある

というメリットがある。

これらによって、十分に自信を持って店舗を開店させることができるだろう。

また開業後は、ビジネスコンサルタントが窓口となり、開業のサポートに入る。すでに経営やマーケティングに関する知識は備わっているから、実際に動き出してからの目標や財務に関する相談に乗ることが多い。

このように経営理念を学び協力なサポートがあるのは、経営者として大きなメリットだと言えるだろう。

7. フランチャイズオーナーの2つのデメリット

マクドナルドにおいてフランチャイズ展開するデメリットについても、理解しておこう。

7-1. ブランド力の低下による低迷

通常のフランチャイズでも言われるように、ブランドが著しく低下した場合、経営が傾くことがある。実際にマクドナルドはそれを経験している。2015年に不祥事が発覚したことで、業績不振となり過去最大の赤字となった。

ここ数年は、少しずつ業績が回復しているとはいえ、消費者の中には今でも購入に抵抗がある人が存在する。一度ついた悪評は、なかなか消えない。

7-2. フランチャイズの中でもロイヤリティが高い

フランチャイズの場合、必ずロイヤリティがある。
これは、ブランド名・商標を使用できる権利の他に、マニュアルによる経営のノウハウ、フランチャイザーからのサポートを受ける見返りとして支払われるものだ。

このロイヤリティについては、加盟するフランチャイズによって様々だが、基本的には売上から何割かを支払うことになる。

他のフランチャイズチェーンと比べてみた。

  ロイヤリティ 備考
マクドナルド 売上合計3% 別途、広告宣伝費などあり
モスバーガー 売上高1% 広告宣伝費あり
ドトール 売上高2%(税抜き)  

こうして比べてみると、マクドナルドのロイヤリティは高く、他にも支払いが発生する。

店舗の売上の多い少ないに関係なく支払わなければならないが、あくまでも、ブランドの価値や権利を借りるために支払うものと考えてほしい。

8. マクドナルドのフランチャイズで成功するために

「フランチャイジーの成功とともに、マクドナルドの成長がある」

これは日本マクドナルドホールディングス株式会社の社長の言葉だ。

フランチャイズ本部であるフランチャイザーと、加盟するフランチャイジーには、上下関係のような位置付けがある。長く経営ができるように、言われることを必死にこなすフランチャイジーもいるだろう。

しかし、マクドナルドでは惜しみなくノウハウを伝え、いち経営者として頭角をあらわして欲しいと考えている。そこに企業として成長があるというのだ。

道のりは長いが、フランチャイズオーナーの実績をみると、チャレンジしてみる価値はあるだろう。

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