令和にあやかり、知名度と売り上げを上げる

新元号が「令和」と発表され、いま日本では準備に忙しい。
元号を訂正する印鑑、カレンダーを新しく作るなど、紙媒体の業界は対応に追われている。

そして「令和」にあやかる商品が登場している。
こうした商品やサービスの売れ行きが好調だという。

財布の紐が堅いと言われる消費者の、購買意欲を掻き立てるものはなにか?
今回は、消費者の購買ポイントについて迫ってみよう。

令和ラベルの日本酒が即完売で追加生産

出典:株式会社遠藤酒造場

「令和」に関する商品を販売している企業は多いが、その中でも、いち早く販売を始めたのが、信州須坂の蔵元、株式会社遠藤酒造場だ。
新元号となる「令和」をラベルにデザインした特別な純米酒を、発表の翌日4月2日から発売したという。

この日本酒に、「令和」に関する人、物を探していたメディアが取り上げ、発売から3時間半で初回出荷数の500本を即完売させたのだ。その後、3日で3,000本を売り上げ、現在も追加生産しているというから驚きだ。

店頭だけでなく、ネット販売をしていること、そしてモンドセレクション金賞の純米酒だから、美味しさも保証されている。一度購入する価値があると誰もが思う。

流行とプレミア感に弱い消費者

日本人は、流行やプレミア感に弱い。
「みんな持ってるから」という理由で商品を購入するタイプだ。だから、今回のように新元号というプレミア感のある流行に乗らないわけがない。

日本酒以外にも、ラベルに取り入れる飲料水メーカーや、「令和」が引用された万葉集が売れたり、ホテルではカウントダウンのプランが計画されている。純粋にお祝いする気持ちと、イベントとして楽しみたい消費者の気持ちを惹きつけている。

流行に乗って売ることは、一時的なことに過ぎないが、期待できることもある。

  • 企業の知名度を上げる
  • 別の商品やサービスにも関心が高まる
  • リピーターを増やすきっかけになる

良いものを提供するために追求することも大事だが、やはり世間の情報や流行に敏感であることも必要だ。

このお祝いムードに「あやかる」のも捨てたものじゃない。

  
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