田端大学を開いた「田端 信太郎」歯に衣着せぬ物言いで成功を収める

田端 信太郎氏は、敏腕なマーケティング手法で大活躍をしている人である。
そんな田端 信太郎とはどんな人物なのか、どうやって成功を収めたのかを紹介していく。

オンラインサロンを開こうとしている人、起業しようとしている人は、田端氏の考え方がとても役立つことだろう。

tabata_shintarou

https://twitter.com/tabbata/status/

田端 信太郎とはどんな人物?

大手企業の重要ポストを担い、マーケティングの手腕に長けている田端 信太郎氏。
歯に衣着せぬ物言いが多くの人の心を掴み、彼の発言をチェックしようとする人でTwitterのフォロワー数は20万を超えている。

田端氏は東京に憧れて上京し、地方ではなく東京を中心に活動しようと決める。
そのため、慶應義塾大学経済学部を卒業した後は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(NTTデータ)に入社することを決断した。

その後、田端氏はNTTデータを退職。リクルートやライブドア、NHN Japan(現LINE)の順に転職を繰り返し、大手企業で経験を積んだ。そんな大手企業から引く手あまたの田端氏が、次に選んだ勤め先はZOZOだった。

2018年3月からは、株式会社ZOZOのコミュニケーションデザイン室長として、同社の発展に貢献している。
田端氏はTwitterを通して自分の意見を真っすぐに伝えるため、度々ネットやメディアを騒がせるも、確固たる意思を持っている姿が注目の的となる。2018年には自伝的著書『ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言』を出版し、発行部数が2万部を超える大ヒットを記録した。

その人気を受け、同年にオンラインサロンの「田端大学」を始めたところ、経営者や企業で働く人たちから大反響を呼んでいる。

田端 信太郎が考える会社の在り方と働き方

田端 信太郎氏は、若い人は自分で決断しなさ過ぎている気がするから、自分で判断できるよう小さなところから変えていかないといけないと語っている。
なぜなら、日本では周囲に同調するのが一般的とされる風潮があり、先輩や上司に意見するのはマイノリティーに属するからだ。

しかし、周囲に同調することが当たり前だという状況ができてしまうと、悪いことを頼まれても断れない雰囲気に社内がなってしまう。
このように、皆が空気を読んで忖度しあうことは、会社を経営するうえで得策だとはいえない。

違うことは違うといえる社内雰囲気こそが、不祥事を防止するためには大事であり、そのほうが経営にとって大きな損失にはならないといえるのだ。

つまり、自分自身に理想や基準を持ち、悪事を断れなかったのは上司のせいや会社のせいだと、他人に責任をなすりつけるべきではないということである。

むしろ、ミスを認めたうえで被害を被った人には申し訳ないけれど、自分なりに精一杯対処したということが大切だといえる。

合法的な加害者の立場で考えた方がよほど自分を成長させてくれるのだ。
自分の良心と会社の立場を秤にかけ、悪事の片棒を担ぐくらいならばやらないと意見できるほうが、よほど大切だと田端氏は考えている。

田端 信太郎の経営・マーケティング手法とは?

田端氏が考えるマーケティング手法は、企業が推したいものではなく、ユーザーが求めているものを訴求する力である。
自分が欲しいものを認識している人は意外に少なく、ユーザーが求めているサービスは何なのかを想像することが大切ということだ。

あれができるこれもできると自由度の高い訴求をしてもユーザーがイメージできなければ、広く普及することはできない。
むしろユーザーにサービスを認知してもらうには、これができると銘打って自由度を下げた訴求をすることも重要である。

企業側が想像するメリット、固定観念から離れると、意外なメリットが見つかることもあるだろう。

また、企業のブランドを周知させたいならば、ユーザーの目に見えるかたちで作るべきで、何を伝えたいのか、どう伝えるかを考えていかなくてはいけない。

周囲がやっているからではなく、自社にとって何が優先すべきものであるかを考えることが大事である。

つまり取捨選択をハッキリとさせるのだ。
これは、起業する人だけに言えることではなく、会社に勤める人にとっても同じことが言える。

自分の将来を見据えて、自分のブランディングをしたいならば、目標に対してどうあるべきなのか道筋を立てなければ、周囲に賛同は得られないのだ。

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田端大学のビジネスモデル

元々、田端大学のオンラインサロンは、田端氏の自伝的著書をアフターサポートするつもりでサービスが開始された。

自分をより成長させるためには、厳しい意見でも本音で言い合うことが大事だと考えている田端氏。
しかしながら、働き方改革やコンプライアンスが壁となり、働くうえで本音を言えない人が増えている。

そんな意見を言う場が少ないことを懸念して、田端氏は田端大学を通し色々な人に本音でアドバイスを送っている。
田端大学という場を設けることで、会員同士の横の繋がりができ、それが新たな仕事のキッカケになるなど会員の成長に一役買っているのだ。

田端大学とは?

田端大学とは、田端氏が開催するオンラインサロンのことである。
オンラインサロンには月額9800円で加入することができ、会員の成長をサポートする狙いがある。

月に10%くらいが辞めるため半年程度で会員の半数が入れ替わるが、加入待ちが多いので常に人気のオンラインサロンだ。

面白い人や優秀な人同士が出会う場所としても知られ、叱咤激励してもらえると多くの人が田端氏に意見を求める。
会員はなにも起業家だけではない。

一般企業に勤める会社員も多く、自分を変えたい、成長したいと思う人たちで活気づいている。
全会員のうち活動を見ている人が半分くらいで、イベントにも来る人は3分の1くらいとなっている。

イベントで成果を発表する人はさらに半分となり、活動イコール強制参加ではないところも魅力の一つだ。
田端氏は、田端大学を会社でも家でもない第三の居場所として提供できたらと、オンラインサロンの方向性を語っている。

田端大学が成功した秘訣ってなに?

田端大学が人気のオンラインサロンとして成功した秘訣は、傷を舐め合うような場にしなかったことだといえる。
ある程度上の立場になってしまうと、周囲からは意見して貰えなくなるものだ。

また、新人であっても、コンプライアンスを気にして厳しい意見を投げかけて貰えない環境にある。
田端氏は、そんな人たちに対して部活の顧問のように叱咤激励する場にしたいと答えている。
良い意見ばかりでは自分の悪いところを改善できず、能力の向上は見込めない。その点、田端大学では現実を突きつけられるので、自分を振り返ることができるのだ。

しかしながら、厳しい意見は時に炎上しやすいもの。
なぜ、田端大学では厳しい意見も好意的に受け入れられているのだろうか。
それは、田端氏がハッキリと物を言う人だとTwitterを通して国内に発信してきたためだ。
田端大学では、田端氏の人柄を理解して入会してきた人たちばかりなので、多少厳しい意見は承知の上である。
だからこそ、田端大学は他人の本音の意見を聞きたい人たちから支持を得ている。

田端大学の評判

田端大学は会員の今後のために厳しいことを言われるという声がある一方で、タメになると高評価も多い。
幻冬舎の箕輪厚介氏は、田端大学はあらゆるサロンの中で、最もコミットメントが高いと太鼓判を押している。

また、実際に入会した会員からは、自分が見逃している部分を洗い出してもらえるため、自信の成長に繋がったという声もある。
会員の成長をきちんと見ていてくれるからこそ、安心して相談できる場になっているということだろう。

田端 信太郎は歯に衣着せぬ物言いで広く認知され成功を収める

田端 信太郎はハッキリと自身の意思を貫き通したことで、度々世間を賑わせるも成功を収めた。
世間からの評価が気になって、田端氏のように自分の意見を素直に言える人は少ない。

だからこそ、彼のように自分の信念を曲げないことは、起業したり働いたりするうえで重要なのである。

  
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