いよいよ、GWが始まる。
心はもう休みモードに入っている人たちもいることだろう。
GW中は、各地でも多くのイベントが開催されることから、それを目的に海外からも遊びに来る人たちがいる。
そんな海外からのお客様も喜ぶサービスを、このGWから開始するところがある。
アニメや漫画、寿司や天ぷらの人気に隠れてしまいがちだが、根強い人気の「サムライ・忍者」に関するものだ。
今回は、この新しいサービスについて探ってみる。
日本人の私たちもワクワクすること間違いなしだ。
真田幸村とVRでチャンバラ合戦
出典:忍者堂
大阪にある忍者堂では、訪れる人たちが忍者に扮して、手裏剣投げ、忍者の歩き方や構えを「修行」という形で体験ができる。さらには、忍者の衣装を着たまま街を散策して、記念撮影までしてくれるという。
このサービスは、海外からのお客様も多いようで、世界各地から訪れた人たちの様子を、サイト内で紹介している。
そして、今回新しくスタートさせるサービスだが、VRを装着して名将「真田幸村」とのチャンバラアトラクションだ。
こちら、ただVRを装着するだけでなく、「侍・忍者・甲冑」の3コースが用意され、衣装を身につけることができる。
コントローラーは、VR越しに見れば刀となり、迫り来る真田幸村の攻撃を受けながらも交わして斬りつけるという本格的なアトラクションだ。
時は、大坂夏の陣。名将真田幸村が率いる真田騎馬隊を撃破できるのか?
子供だけでなく、大人も興奮してしまうVR体験だ。
外国人が喜ぶホスピタリティ
かつて、外国人に聞く日本のイメージは、「サムライ、忍者が街を歩いている国」と言われていた。それを信じて来日した時には、さぞがっかりしただろう。
しかし、京都で「舞妓体験」ができるように、この忍者堂以外にも日本各地でサムライや忍者を体験するサービスは存在する。
海外からのお客様を迎える際に、日本人が一番困るのが、コミュニケーション力だ。英語を始めとする外国語にものすごく拒否反応を示しがちだ。
しかし、今の日本の観光ビジネスにおいて、それでは置いてきぼりをくらってしまう。2020年の東京オリンピックを前に、海外から日本に訪れる外国人は増加している。
いわゆる名所を巡る観光だけでなく、こうした貴重な体験をしたいと願う人も多い。
英語など外国語ができるスタッフがいれば頼れるが、それができなければ、価格や説明などに外国語での表記を追加してみよう。事前に多い質問や会話などを用意しておくのも良い。「対応します」という意思表示が大切だ。
決してパーフェクトな接客でなくとも、海外の人たちには喜ばれる。
まずは、「ウェルカム! ジャパン(地名)!」と伝えよう。
これが最高に喜ばれるホスピタリティだ。