webサービスのアイデアがわかない起業家のための実例11社

個人でwebサービスやアプリを開発してリリースするのも難しくない時代になっている。起業をねらっている人もいるだろう。

しかし、アイデアが浮かばなくて「何を作ったら良いのか分からない」という人は少なくない。

そこで、ここではwebサービスのアイデアを探すコツや開発の流れ、実際の事例などについて解説する。

1. webサービスで成功した実例を見ていこう!

ここからは実際にリリースされた人気のwebサービスを紹介する。

1-1. Peing

https://peing.net/ja/

eingは匿名で質問箱が作れるサービスだ。2017年に大きな話題となったため知っている人も多いだろう。利用方法は質問箱を作成してURLをツイートするだけ。匿名なので「聞きにくいことが気軽に聞ける」のが大きな魅力だ。

1-2. CREW

https://crewcrew.jp/

CREWは移動のシェアアプリ。乗りたい人と乗せたい人をマッチングする仕組みだ。近くを走っている人の車を呼べるサービスで、いわゆる交通弱者に大きなメリットをもたらすだろう。

1-3. Cotobox

https://cotobox.com/

商標登録をオンラインで簡単に申請できるサービスで、専門の弁理士が手続きを代行してくれるというもの。スピーディな手続きが可能になるため幅広い企業に支持されている。

1-4. biskett

https://biskett.me/

Googleカレンダーと連携することで、スケジュール調整をスムーズに進められるようにしたサービス。日程調整用のURLをメールやメッセンジャーで相手に送る仕組みだ。相手が予定を決めると自動的にカレンダーに予定が入る。仕事の現場でよく使われるSlackとも連携しており、利便性が高い。

1-5. myBridge

https://jp.mybridge.com/home

LINEを使った名刺管理アプリ。スマホで名刺を撮影するだけで、名刺情報が自動的にデータ化されるというもの。名刺管理アプリは競争が激しいジャンルとして知られている。

1-6. 読書感想文、買います。

http://dokusyokansoubun.love/

メディアでも取り上げられたため知っている人も多いかもしれない。その名の通り読書感想文を買い取るというもので、最大10万円が支払われるとうたっている。着眼点の新しさが光るサービスといえよう。

1-7. JobTag

https://jobtag.jp/

Twitterで手軽に採用やスカウトの募集ができるというサービスで、利用方法はメッセージを入力するだけ。あらかじめOGP(Open Graph Protocol)で設定した画像が使われるため、わずらわしい手続きを省けるのもポイントだ。

1-8. MENUS

https://menus-recipe.com/

DMMがリリースした献立提案アプリ。「献立を毎日考えるのは大変だ」と感じている人にとってはメリットが大きいだろう。献立系アプリもホットなジャンルの1つだ。

1-9. ソレハラ

https://sorehara.com/

ハラスメント改善プラットフォームで、ハラスメントをしている本人に匿名でメールが送れるというもの。さまざまな種類のハラスメントが社会問題になっているが、ハラスメントをしている本人は気づいていないというケースも少なくない。上司がハラスメントをしている場合などでは、直接指摘するのが難しいことも。このような被害を少しでも減らそうというのがソレハラのねらいだ。

1-10. RaDiCAL

https://getrad.co/

スマホで撮影した動画をベースにして、モーションキャプチャ動画を作成できるアプリ。専用のプラットフォームに撮影した動画をアップロードするだけでアバターを動かせる。

1-11. ZEPETO

https://play.google.com/store/apps/details?id=me.zepeto.main

話題のアバター作成アプリのなかでも特に注目されているのがZEPETOだ。自撮り写真1枚から3Dアバターを自動的に作成できる。着せ替えや家具集めなども楽しめるため、若い女性を中心に高い支持を集めている。

2. Webサービスで収益をあげる方法

WEBサービスで収益を得たいと思った時に、アイディアがない!と感じる場合は多いだろう。

ここでは収益源のヒントを紹介していく。

2-1 サブスクリプション

月額課金サービスのWEBサービス。
サービスを買い取り制にするのではなく、月額課金制にすることで、消費者は必要な分だけサービスが受けられ、作成者は継続的な収入が見込める。

2-2 シェアリングエコノミー

個人が使っていないモノ、場所、技能などをインターネットを通して貸し借りするサービス。
近年では、財産を「シェア」するという考えが浸透してきている。

2-3広告収入

Google Adsenceのように、表示されたり、クリックされるだけで広告収入が得られるサービスや、成果報酬型広告(アフィリエイト)などのように、その広告から商品が購入されると収入が得られるサービスがある。

2-4マッチングサービス

在宅ワーカーと企業を結びつける「Crowd Works」のようなサービスや、ネット上の結婚相談所のようなサービスがある。
これらは、登録時に課金したり、マッチングが成立した時に課金されるようになる。
サイトに登録すると、自分の求めている方法に引き合わせてくれるので、依頼者、利用者、双方にとってメリットが大きい。

2-5 ネットショップ

商品を販売したい人がネット上に気軽に出店できるシステム。
ネット上のショピングモールなどに登録すると、売れた時に一定の手数料はかかるが、個人でネットショップを開業すれば手数料はかからない。

しかし、どのジャンルもそうだが、自分のお店を知っていただき、軌道に乗せていくまでは努力が必要だ。

3. スピーディなローンチを最優先に

webサービスやアプリは、「実際にリリースしてみなければ成功するかどうかわからない」といわれることが多い。その背景の1つに、企業が作った広告よりも口コミや評判を信じて行動する人が増えていることがあるだろう。

芸能人やユーチューバー、人気ブロガーなどが発信する個人の情報が消費活動に絶大な影響力を持つようになっており、予測が難しいのだ。人気のあるサービスがさらに人気を呼んで大ヒットになるというケースも少なくない。また、人気がすぐに移り変わっていく点も見逃せない特徴だ。

このような状況を踏まえると、「良いアイデアが浮かんだら、スピーディに開発してタイムリーにリリースする」という考え方が非常に重要になってくる。完成度にこだわっているうちに、チャンスを逃してしまっては元も子もないからだ。また、実際に世に出してみないことには、ヒットするかどうかわからないという問題もある。

・完璧主義を捨てる

・小さく作ってすみやかにローンチする

これを一番に心がけよう。

4. デザインにこだわりすぎない!

デザインにこだわりすぎないこともポイントになる。最小限の機能を搭載したシンプルなwebサービスをまずは、リリースに向けて完成させることを優先しよう。

デザイン性の高さは、すぐには必要ない要素といえよう。デザインの問題や改善点、軌道修正の必要性が出てきたら後日対処すれば良い。

「デザインはいまいちだが、便利なので使っている」という人はいたとしても、「使いにくいが、デザインが良いから使っている」という人はあまり多くはない。

5. アイデアを探すときのコツとは?

webサービスを成功させるキモは、アイデアにあるといっても過言ではないだろう。アイデア探しをしている人の中には、今までみたことがないような、オリジナリティあふれる新しいアイデアにこだわっている人もいるかもしれない。

しかし、webサービスは基本的に使ってくれる人がいてこそヒットするものだ。そのためにまずは、

・どんなニーズがあるのか

・サービスのターゲットはどんな人なのか

これらを明確にしなければならない。

たとえば、既存のwebサービスに不足しているものや不満に思っている部分をカバーするようなwebサービスがあれば、使う人にとって大きなメリットになる。webサービスのアイデアは既存のサービスのなかに転がっているともいえるのだ。

5-1. アドバイスを鵜呑みにしない

アイデア探しでは周囲の人の意見に耳を傾けたりネット上の意見をチェックしたりすることも役に立つ。もしくは、自分自身が実際に利用しているサービスについて考えてみるとエンドユーザーの気持ちが理解しやすくなる。

・こんなサービスがあったらいいな

・このサービスのここが不便だな

思ったことをメモしておくのも良い方法だ。

ただし、アイデア探しのフェーズは基本的に1人で進めよう。周囲の人に相談して「そんなサービスは需要がない」などといわれると一歩も前に進めなくなる恐れがあるからだ。

また、既存サービスを複数かけあわせる手法も有効だろう。個人で使えるAPIをチェックしているうちに、新しいシステムを思いつくこともある。Twitter APIを利用してwebサービスを開発したことがあるという人も多いのではないだろうか。チームコミュニケーションツールSlack上で決済サービスPayPalを使えるようにした例などはこの代表格といえよう。

6. webサービスを開発する流れをつかもう!

個人でwebサービスを開発する場合の工程は通常下記のような流れになる。

1.アイデアを出す

2.開発する

3.宣伝する

4.運用する

6-1. 開発について

このうち、開発のフェーズでは主にRubyやPHP、PythonやJavaなどの言語が使われるのが一般的だ。
特にネット上で開発に関する知識を得やすいRubyやPHPで開発を行う人は多い。

優れたソフトウェアフレームワークも多数出ているため、「スピーディにローンチする」という条件を満たせるなら賢く利用しよう。

6-2. 宣伝について

宣伝のフェーズではブログやSNSなどといった自分のメディアを持っていると役立つ。ファンがついているなら、その場で告知するだけで大きな反響を得られるだろう。

また、知り合いのブロガーやメディアに対してプレスリリース配信を行うのも1つの手だ。ただし、個人事業主では配信できないメディアもある。配信しても取り上げられないケースも少なくないが、何がどう転ぶかはわからない。

6-3. 運用について

運用のフェーズに入ったら、ユーザーの声に耳を傾けたり分析ツールを利用したりして問題点を把握し、改善につなげていくことになる。なかでも、「問い合わせ」を利用して連絡してくるユーザーは具体的な問題を抱えていると考えられ、特にスピーディな対応が求められるだろう。

たった1人のユーザーに、粗末な対応をしたことが致命傷になる可能性もあるので、注意が必要だ。

7. 日常生活の不満がアイデアに

webサービスでの起業を考えているなら、アイデア探しが最も重要なポイントになるだろう。

しかし、まったく新しいサービスを一から生み出す必要はないかもしれない。既存のサービスの中にヒントが隠れていることも多いからだ。

まずは、日常生活の中で感じた不満や気づきを大切にするところから始めてみよう。

  
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