若者だって結婚したい! 名称変更にみる今後の婚活事業

日本経済は、なかなか好調の波に乗ることができない。
回復の兆しはあるというが、私たちの生活レベルにおいて目に見える変化がない。

こうした現状を踏まえ、経済以外にも生じている問題が、少子化問題だ。
雇用や収入が不安定なままでは、結婚や出産に明るい未来は感じられない。

いまの若者は、結婚や出産についてどう考えているのだろうか?
今回は、結婚相談所をテーマに若者の動向と、ビジネスチャンスを探る。

名称変更で、新しい出会いを提案する

出典:ゼクシィ

結婚の情報雑誌で有名な「ゼクシィ」から誕生した、結婚相談所「ゼクシィ縁結びカウンター」が「ゼクシィ縁結びエージェント」へと名称変更となった(2019年4月1日より)。

名称変更に至ったのは、20代の会員が増加した背景がある。
若い世代に、これまでのような「ここがダメ、改善しなさい」という、指導者のような接し方では伝わらない。あくまでも寄り添うように「いつでも話を聞きますよ」というスタイルが選ばれるからだ。

実際、ゼクシィ縁結びエージェントでは、対面を重視して、一人ひとりに対して専任のマッチングコーディネーターを付け、成婚退会までサポートしていく。

デートの服装や悩みも、対面で話すのが恥ずかしい時には、メールでアドバイスも行なっている。恋愛初心者には至れり尽くせりだ。

行動するきっかけが欲しい若者

深刻な少子化問題を前に、政府も結婚相談所や婚活事業には期待を寄せている。
ひと昔前だったら、結婚相談所を利用することは最後の砦のような扱いだったが、いまでは、最初から利用する男女が増えている。

実は、先日発表されたデータでは、20代の男女の「性交渉の経験なしが25%」という結果が出された。
淡白な人間関係や興味がないことが取り上げられている。
引用元:GHP

しかし、それは表面上のことであって、実際には、そう答えた8割程度の男女は「結婚したい」と思っているのだ。

この発表から、予測できることは。

  • 出会いがない
  • 積極的な行動ができない

だから、そのチャンスを得るために、結婚相談所への入会が増加しているのだ。

お見合いだけでなく、婚活パーティーやスポーツを一緒に行うイベントを開催すれば、多くの若者世代も参加するだろう。
さらには、デートでどんな話をしたら良いのか? 会話が続くポイントをアドバイスするのはどうだろうか?積極的になるきっかけが掴める。

結婚相談所、婚活事業は今後も成長するビジネスに違いない。

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