AIの技術は様々なところで活用されている。
気づかないうちに利用していることもあり、「えっ! それをAIがするの? 」なんて、驚く人もいるだろう。
今回は、そんなAIを使っているケースの中から、「AIチャットボット」に注目する。ホームページなどの端に、小さく表示されるアレだ。
まずは基本となるメリットについて、しっかり押さえておこう。
AIチャットボットのデーター作成支援
出典:株式会社マックスマウス
AIシステム開発などで、ITサービスを展開する株式会社マックスマウスが、AIチャットボット用Q&Aデータ作成支援サービスの提供をするという。
AIチャットボットとは簡単に言うと、「ロボットが対話する」ことだ。主に、ホームページなど、サイトを閲覧するユーザーとのコミュニケーションツールとして利用される。
言葉にすれば簡単だが、その会話のやり取りや、ユーザーが求める答えに辿り着けるように誘導することは難しい。
- 情報を元にQ&Aのデータを作成する
- 選択肢や質問の絞り込みの分岐ルートの構築
- 会話のストーリーや流れを考える
こうした下準備に時間がかかるため、導入を断念している企業もいる。今回の支援サービスでは、この下準備から運用までをサービスとしているから、煩わしい作業なく導入することができるから、企業としてもメリットが高い。
AIの導入は人手不足解消にもなる
AIに求められるのは、正確さと迅速な対応だ。人間が考え処理する能力を上回ることから、「10年後になくなる職業」などが、しばしば取り上げられる。こうして聞くと、「職を失う」と危機感の方が先行しがちだが、実際には違う。
いま、現代社会で深刻な問題となっているのは、「人手不足」だ。若年世代の人口が減少している日本では、正規雇用・パート・アルバイトなど募集をかけても人材を確保するのが困難なのだ。
今後、事業を続けていくためには、できることからAIの導入を考えていくことだ。AIチャットボットも人手不足を解消できるメリットがある。
- 問い合わせ業務の効率化
- リアルタイムでの対応
- サイト内での検索ストレス解消
TwitterをはじめとするSNSでも、素早い対応を求める世代が今後増加していく。AIの特性を活かして、導入を検討してみる価値はある。