【成功事例あり】インスタグラム広告の種類や効果について

ユーザーが増え続けるなど勢いが留まることを知らないインスタグラムだが、企業の広告担当者はインスタグラム広告について、どれくらい知っているだろうか。

この記事では、インスタグラム広告の特徴、そして種類や効果などについても紹介する。

1.インスタグラム広告とは

インスタグラム広告というのは、インスタグラムのタイムライン、またはストーリー上に動画や写真として出すことのできる広告のことだ。

いま日本で一番注目を集めているSNSがインスタグラム というのは、すでにご存知のことだろう。つまりインスタグラム に広告を出すことは、それだけでも価値があることを意味している。

また、広告の種類も何パターンもあるから、自社が狙うターゲットに喜ばれる方法を選択することができるのも魅力的だ。

2.インスタグラム広告の2つの特徴

まずは、その特徴を見ていこう。
インスタグラム 広告には2つの大きな特徴がある。

2-1.ターゲティングが設定しやすい

インスタグラムでは、ユーザーのデータを利用してターゲットを絞ることが簡単にでき、年齢や地域、興味・関心の有無など細かい設定が可能だ。

例えば、インスタグラムの利用者は、20代の若者層、女性(世代問わず)が全体の過半数を占めるとされる。
自社が提供する商品やサービスのメインターゲットが20代であったり、女性に向けのもであれば、インスタグラム広告は戦略として必ず取り入れたい。

2-2.拡散をしやすい

インスタグラムには、「ハッシュタグ」と呼ばれるインスタグラム特有の機能がある。これは、投稿の際に貼り付けておく。すると、キーワードによる投稿検索ができないインスタグラムでは、ハッシュタグが、興味のあるものを探す手がかりになるのだ。
こうして、ユーザー同士が繋がり、拡散してフォロワーを増やしている。

つまり、投稿と同様に広告にもハッシュタグを付けておく。それを見たユーザーが使ってくれれば、自然と拡散されるシステムになっている。

このハッシュタグをどれだけ使いこなせるかが、自社の商品を広められるかを左右する重要な鍵となるだろう。

3.インスタグラム広告の種類と効果

インスタグラム広告は、主に6種類に分けられる。
それぞれを細かく見ていこう。

3-1.写真広告

これは文字通り、写真を投稿する広告のことで、300字以内のテキストと共に投稿できる。

タイムラインに表示されるので、自然な形でユーザーの目に触れることができ、ボタンも設置できるので、クリック率を上げやすい。

3-2.動画広告

これも文字通りで、動画を投稿する広告のことだ。人は、動くものを自然と目で追ってしまうから、動きをつけることで静止画よりも、ユーザーの目に止まりやすい。

例えば、商品のHow toや実例を動画で紹介すると、ユーザーの目に止まり、さらには商品を手にした時のイメージができるから、即購入ということも考えられる。

3-3.カルーセル広告

聞きなれない感じもするが、複数の画像や動画を1つの投稿とした広告だ。
カルーセルとは、メリーゴーランドのようにくるくる回転することを意味する。

複数の画像・動画が表示できるから、多くの情報をユーザーにも伝えやすく、アピールがしやすい。

また、ブランドや商品にあるストーリーも伝えられるから、ユーザーの感情に訴えかけることができる。

3-4.Stories広告

これは、インスタグラム特有のサービスである「Stories」を活用する広告だ。
Storiesが正式名だが、日本では「ストーリー」と呼ばれ、ライブ感がありタイムラインの投稿とは違った楽しみ方がある。

Storiesの特徴は、時間が限られていること。

  • 投稿は24時間
  • 写真の再生時間は最大5秒
  • 動画の再生時間は最大15秒

タイムラインの投稿より上部に位置することから、ユーザーの目に止まりやすい。

3-5.コレクション広告

カタログ形式で、自社の製品を表示させる広告だ。
広告の見せ方としては、メインとなる画像や動画を決める。その下に複数を並べて表示するから、ビジュアル的にもかなり見やすい。

画像をタップすると、ブランド名や詳細が表示されるから、ユーザーが検索するストレスがないのがメリットだ。

3-6.インスタントエクスペリエンス広告

スマートフォンが対象になっており、フル画面で表示される広告をいう。
コンテンツに同化しているため、ユーザーが広告ページから離脱することを減らすことができる。だから、広告であっても、長く内容を見てもらえる可能性がある。

ただし、ここまでに紹介した広告全てにもいえるが、画像及び動画のテキストは投稿する広告全体の20%以内に収めなくてはならない。

広告には、キャッチコピーや説明文などを付けるため、どうしてもテキストが多くなりがちだ。テキストが増えてしまうと、リーチ数に制限がかかってしまうので、注意する必要がある。

4.インスタグラム広告の出稿方法

では、実際にどのようにインスタグラム広告を出すのか、パソコンでの手順と方法を見ていこう。

4-1.フェイスブックのページとインスタグラムアカウントを作る

インスタグラムのアカウントは、必ずしも作らなければ出稿できないわけではないが、作っておいたほうが断然利用しやすいので、先に作成しておこう。

フェイスブックのページ設定については、公式ページに載っているので確認しておこう。

4-2.フェイスブックのページとインスタグラムアカウントをリンク

リンクをさせるためには、それぞれのページで操作を行う。
設定ボタンから相手のアカウントにログインすればリンクは完了だ。

4-3.マーケティングの目的設定

いよいよ、インスタグラム広告を作成していく。しかし、フェイスブックの設定画面を使用して作成するので、間違えないように注意が必要だ。

まずは、マーケティングの目的を選ぶ。エンゲージメント、リード獲得など、いくつかの選択肢から選ぶことができる。

この目的設定は今後の広告作成の基盤になり、広告の種類や課金方法にも関係してくるので、考えて選んでほしい。

4-4.広告セット名やゴールを設定する

続いては、作成する広告の名前とゴールの設定だ。

この設定は、目的設定によって中身が変わってくる。

4-5.オーディエンス設定をする

オーディエンス設定とは、ターゲットを設定するということだ。

ターゲットの年齢や地域、言語などを詳しく設定できるので、自社商品やサービスを売り込みたい年齢層を設定しておこう。

4-6.広告配信場所の設定

自動配置か、配置を編集の2つから選ぶことができる。

4-7.予算と掲載期間設定

広告配信の最適化、予算などを項目から選んで、広告の予算と掲載期間を設定できる。

4-8.広告クリエイティブの設定

ここでは、広告を出稿できるアカウントを選べるアイデンティティ設定や、広告形式設定などができる。広告に載せる見出しやテキストなども設定できる。

これらは広告の効果に大きく左右するので、きちんと考えておきたい。

4-9.最終確認をして配信

これで設定完了だ。
最後は広告のプレビューなどを確認して、注文確定のボタンを押す。

審査が終わって、承認されれば広告が配信される。

5.インスタグラム広告で成功する2つのポイント

インスタグラム広告での成功ポイントを2つ紹介しよう。

5-1.縦型の動画を利用する

縦型の動画を好むユーザーが増えている。IGTVなどインスタグラムでも基本は縦型である。

コストは通常よりもかかるが、利用することでユーザーを惹きつけるだけの魅力があり、さらに画期的だと思わせる効果もある。

5-2.若者にはStories広告を利用する

インスタグラム特有のサービス「Stories」は、特に若者の利用率が高くい。
例えば、ターゲットを若者層に設定しているなら、「Stories広告」を積極的に活用するのがいいだろう。

ターゲットが若者ではないとしても、商品発売やイベントの告知などインパクトを与えるために、Stories広告を使ってみる価値はある。

6.インスタグラム広告の成功事例

では、実際にインスタグラム広告でどのような成功事例があるのかを紹介する。

6-1.メルカリ

誰でも簡単にできるネットを利用した物の売買は、今や流行というより当たり前になってきた。

そんな中で、圧倒的な知名度を誇るのが、メルカリだ。
どんな広告を出しているのか気になるところだが、意外にもインスタグラム広告は、余計な脚色が一切ない。出品する商品写真に対してブランド名の記載はなく、価格のみが書かれているのみだ。

物足りなさを感じるが、これが逆にユーザーの目を引くことになり、好評を得ている。

6-2.ゼクシィ

日本で最大級の結婚情報サービスである「ゼクシィ」。
メインターゲットである20代女性は、インスタグラムを最も利用しているユーザー層でもある。必然的にターゲット層をフォロワーに取り込むことができた。

だからといって、ターゲットとユーザー層がマッチするから成功するという意味ではない。「インスタ映え」という言葉があるように、写真や動画の見せ方が重要である。

ゼクシィの場合は、縦長でフルスクリーン表示の「Stories広告」を採用し、アプリにユーザーを誘導する。結果的に、アクセス数を伸ばし顧客情報を獲得へと繋がる。

花嫁に憧れる女性は多い。「ドレス」をテーマにしたインスタグラム広告を作成することで、ターゲットがドレスを着た自分をイメージしやすい。

婚活事業に、インスタグラム広告はオススメしたい。

インスタグラム広告を活用して、賢く宣伝しよう!

インスタグラム広告には、たくさんの種類や設定、そして使い方が存在する奥が深いものだ。

インスタグラムのユーザーは増え続けている。日本ではすでにフェイスブックのユーザー数を超えている。
そんなインスタグラムで広告を出すことは、ビジネスの成功のきっかけになるだろう。

インスタグラム広告を賢く利用していこう。

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