動画共有サービス「Dailymotion」で収益化を目指そう!極意を伝授

動画で収益化を狙うといえばYouTubeをイメージしがちだが、近年では動画共有サービスのDailymotionも注目されてきている。
新規参入して収益化を目指そうと考えている方もいることだろう。

今回の記事では、Dailymotionで収益化するための極意を紹介していく。
ネットで収益を得たいという方には参考になるだろう。

カメラとパソコン

1. Dailymotionの特徴

まずは、Dailymotionというサービスの特徴やメリットについて解説する。
日本ではまだあまり浸透していないサービスなので、一読していただきたい。

1-1. Dailymotionは危険なサービス?

Dailymotionとは、フランスを中心として主にヨーロッパなどで盛んになっている動画共有サービスだ。
日本ではYouTubeやニコニコ動画が有名だが、Dailymotionの創業開始はYouTubeと同じ2005年と動画配信サービスとしては老舗の部類に入る。

Dailymotionというサイトそのものが危険なのではという声も上がっているが、閲覧するうえでは危険性が少なく、海外では配信者も視聴者も多い人気のサービスなので安心していただきたい。

ウイルス感染問題や著作権問題にも積極的に取り組んでおり、ネット上の動画共有サービスの中では比較的安全と言えるだろう。

オリジナル動画以外で放送されたものを転載、その動画を見たりすることは自己責任となることを念頭に置いておこう。
そのために危険性を叫ぶ情報がインターネット上ではよく見受けられる。
また、Dailymotionというサイトそのものは安全だが、投稿された動画につけられている広告からウイルスに感染する危険性がある。ポップアップ表示された広告には触れないようにしておきたい。

1-2. Dailymotionのメリット

Dailymotionの最大の強みは、サポートの迅速さである。
また、他の動画配信サービスとは異なり、ライブ配信することに条件を設けていない点も特筆すべきメリットと言えるだろう。

規約が緩く初心者でも始めやすい仕組みになっているのだ。

2. DailymotionとYouTubeの違い

次に、DailymotionとYouTubeはどう異なるのかについて解説する。
自分のスタイルがどちらに合うか判断する材料としていただきたい。

2-1. 毎回広告が流れるわけではない

YouTubeではGoogleアドセンスによって、動画を再生するたびに広告収益が発生する。
一方のDailymotionはGoogleアドセンスではなく、収益が発生するのは動画再生時に広告が表示されたときに限定されている。

また、動画を再生するたびに毎回広告が流れるわけではないため、この点ではYouTubeよりも稼ぎにくいと言えるだろう。

2-2. 自身のウェブサイトを登録できる

詳しくは後述するが、Dailymotionでは自身のウェブサイトを登録でき、サイトに動画を埋め込めるようになっている。

埋め込んだ動画の再生数に応じて報酬が発生する仕組みなのだ。
この収益化手段はYouTubeにはないものと言える。

3. Dailymotionで収益化する手段

ここからは、Dailymotionで収益化する手段を説明していく。
新規参入を狙っている方は参考にしていただきたい。

3-1. まずは「収益化する」からアカウントを作成

Dailymotion内では、まずトップページに「収益化する」というリンクが設置されている。
そのリンク先に従ってアカウントを作成し、チャンネル名を登録する。

このチャンネル名は後からでも変更できるが、アカウントを作成した後はチャンネルのURLが変更できなくなるため注意しよう。

Dailymotionは動画投稿者を審査するなどの措置をとっていないため、初めて動画配信で収益化を狙う人にも始めやすい環境となっている。

3-2. 収益化できるのは動画が再生された場合のみ

YouTubeでは動画内に埋め込まれている広告を再生したり、動画ページに設けられている広告をクリックしたりすることで収益化が見込める。
しかし、Dailymotionは勝手が違う。
先述した通り、Dailymotionで収益化が見込めるのは動画が再生された場合のみに限られている。

他人の動画を転載して稼ぐこともできるが、その場合収益は低くなるよう設定されているため、オリジナル動画ほど稼ぐことはできないだろう。

3-3. Webサイトで収益化を狙える

前に述べた通り、Dailymotionには自身のウェブサイトを登録できるというメリットがある。
具体的に言うと、自身のウェブサイトをDailymotionに登録して、登録したウェブサイト内に動画を埋め込むことで収益化を狙うことができるのだ。

そして埋め込んだ動画が再生されればされるほど投稿者の利益は大きくなる。もしもあなたが自分のウェブサイトを持っていない場合は、まずサイトの開設から始めるとよいだろう。

3-4. 有料コンテンツを配信

これは、ニコニコ動画の有料チャンネル登録と似ている仕組みだ。
有料動画を投稿することもできるが、これはかなり人気の配信者でないと収益化は見込みにくいだろう。

これもYouTubeにはない機能だ。
ただし固定ファンがいる有名人が使うと、かなりの収益化を狙える手段でもある。
固定ファンを増やせるように、どんどんオリジナル動画を配信していこう。

4. Dailymotionでの動画配信で注意したいこと

注意点

冒頭でも説明した通り、Dailymotionは他サービスと比べて規約が緩く設定されているが、それらに同意しないとアカウントを作成できない。
規約の一部は以下の通りとなっているので、確認しておこう。

4-1. 投稿できる動画には時間制限がある

Dailymotionでは、「1本の投稿動画の長さは1時間まで」という時間制限が設けられている点が特徴的だ。
この規約を守りながら投稿する場合は、長時間にわたる動画は、きりのよいところで何編かに区切って投稿する必要がある。

4-2. 1日あたりに投稿できる動画の累計時間にも制限がある

Dailymotionの動画配信で気をつけたいポイントの2つ目は、「1日あたりにアップロードできるのは累計2時間分の長さ」と決められている点だ。
長い動画を何編かに区切って投稿している場合も、累計して2時間を超える場合は何日かに渡って投稿しなければいけない。

4-3. 連続投稿すると制限がかかることも

あまりにも動画を連続して投稿すると、Dailymotionの運営からスパムとみなされる可能性がある点には注意が必要だ。
スパムと判断された場合は今後投稿できないよう制限がかかってしまう。
制限の解除には、制限開始から24時間の経過を待たなければならない。毎日投稿していた配信者にとっては大きなロスとなってしまうだろう。

4-4. 視聴者層は外国人が多い

Dailymotionはまだあまり日本でなじみがないため、視聴しているのは主に外国人である。そのため、英語の字幕をつけたりタイトルを英語にしたりするなど工夫すると、動画を見てもらえる可能性が高まるはずだ。

4-5. フレームレートを下げなければいけない場合もある

フレームレートを下げないと1時間未満の動画であってもアップロードできないケースがある。
フレームレートを下げると動画がスムーズに動かないため、長さを調節し直すか、フレームレートを下げるかどちらかを選ばなければいけないことがある。

動画の見やすさを重視するか、動画の長さを見直すかがこの問題をクリアするカギとなるだろう。

5. Dailymotionの支払い基準額

Dailymotionでは、支払い基準額を100ドルからと設定している。
支払い方法は主に3つあり、それは以下の通りだ。

  • 銀行振り込み
  • プリペイドカードにして受け取る
  • PayPalで受け取る

銀行振り込みの場合は、ペイオニアアカウントを作成しなければならないため、手間に感じる場合は他を選ぶとよい。
ただし、PayPalでの支払いには手数料がかかる。

6. YouTubeほどは稼げないと考えておこう

広告収入が狙えるYouTubeほど、Dailymotionは稼げる手段ではない。
魅力的なのは審査がなく初心者でも簡単に動画を投稿できる点や、WebサイトやSNSなどに埋め込んで再生回数を伸ばせるという点にあるだろう。

あくまでもネット収入の補助的な存在として考えてみるとよい。

マネタイズ資料無料プレゼント

YouTubeを使った最新動画マネタイズ戦略を無料でプレゼントしています。

今すぐ手に入れて、あなたの動画戦略に役立ててください。

5G時代の動画を使った最新マネタイズ戦略「YouTube活用術」
5G時代の動画を使った最新マネタイズ戦略「YouTube活用術」

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事